2026/05/10

モリッシー新譜 Make-up Is A LieーTrack#7 "Zoom Zoom the Little Boy”

#7 "Zoom Zoom the Little Boy” (びゅんびゅん こたろう)Morrissey/Tobias ★★★★★

こどものうたっぽい歌詞+ビートルズのラバーソウルやリボルバー辺りのサウンドでユニークで楽しい曲。日本の子どもたちにも歌ってほしいので、子ども向けに訳してみました。今この歌詞で日本語ボーカルのカバーを作り始めたのですが、DTMの沼に落ちてしまいました。。完成したらAIネコ&少年の振り付け動画と合わせてバズらせたいのですが、どうなることやら。。Wish me luck!



2026/04/13

モリッシー"Happy New Tears"(涙出ましておめでとう)歌詞和訳

HAPPY NEW TEARS
(Morrissey/Whyte)


Bless you
君に祝福を
and happy new tears again
そしてハッピーニューティアーズ再び
That's tears of joy
それはうれし涙だ
you found your boy
お相手を見つけたんだね
and I'm happy so
それなら僕もうれしいよ
Other, other people's happiness is all I know
他人の幸せだけさ 僕が知ってるのは
It's all I know
他人の幸せだけ
It's all I know
それだけなんだ
It's all I know
それだけなんだ
Oh but sometimes when my heart is feeling tired
ああでも時々僕のハートは疲れてしまう
I wonder where is mine?
僕の幸せはどこだっけ?

Bless you
君に祝福を
and happy new tears again
そしてハッピーニューティアーズ再び
I'm nothing you could raise a toast to
僕は君が乾杯を捧げる存在なんかじゃない
I see it now
今ならわかるよ


2026/04/10

Deluxe Notre-Dame 12inchレコード発売決定!

モリシーはノートルダム推しなのね!久々のフィジカルレコードだし、Pig Alleyとか他の曲にするかと思ったら再びノートルダム。お誕生日の5月22日発売だし気合入ってる!!収録されるノートルダムのオーケストラバージョンも楽しみ。モリコーネ風だったりするのかな。

この曲をシングルとして売り出すなら、もっとプロモ映像出した方がいいと思う。レコーディング風景、ライブ映像、モリシーがこの曲について語るショート動画などなど。

そして”HAPPY NEW TEARS”のデジタルダウンロードもシングル扱い?!

https://www.morrisseycentral.com/messagesfrommorrissey/new-releases 


2026/04/05

モリッシーMake-up Is A LieーTrack#6 "Boulevard” レビュー②

モリッシー "Boulevard” レビュー①の続き

“オペラとしてのモリッシー” という視点が効いている傑作

“I'll take you both” のもっとも深い層の一つとして十分成立する解釈:

パブリックなモリッシー(舞台上の人物)

プライベートなモリッシー(恋人だけが知る人物)

その両方を引き受けるという意味ですね。

酒に沈むこの曲の主人公=パブリックイメージ=オペラ

という整理はとても鋭いです。

モリッシーは昔から:

悲劇の人物
敗者
殉教者
酔っぱらい
孤独な語り手

舞台上の人格として演じる作詞家です。

つまり:

歌の ”I”=ステージ上のモリッシー

でもある。


そこに “both” が重なるとどうなるか

すると:

舞台のモリッシー
私的なモリッシー

両方を引き受ける

という意味が生まれます。

しかも直前には:

Face down so that I
may be correctly identified

があります。

これは現実の路上の描写でもありますが、

同時に:

舞台上の“死体のポーズ”

にも見えます。

つまり語り手は:

路上に倒れる人物
舞台で倒れる人物

両方になっている。

これは:

身元確認される死体

でもあり、

役として識別される人物

でもあり、

「本当の自分を見てほしいー(死んだあと)正当に評価される」

という願いにも読めます。

ここに:

I'll take you both

が重なると、

役としての自分
現実の自分

両方を引き受ける

というメタ的読みが成立し、

公的自己と私的自己の統合

として読むのがとても自然になります。


さらにこの曲の核心とつながる点

この歌は全体として:

都市



恋人

という複数の「逃げ場」を提示します。

そして最後に:

どれか一つではなく両方

と言う。

だから:

希望と絶望
舞台と素顔
都市と恋人
役と本人

すべてを同時に抱える宣言としての both

という読みは、この曲の詩的構造にとてもよく一致しています。