HAPPY NEW TEARS
(Morrissey/Whyte)
Bless you
君に祝福を
and happy new tears again
そしてハッピーニューティアーズ再び
That's tears of joy
それはうれし涙だ
you found your boy
お相手を見つけたんだね
and I'm happy so
それなら僕もうれしいよ
Other, other people's happiness is all I know
他人の幸せだけさ 僕が知ってるのは
It's all I know
他人の幸せだけ
It's all I know
それだけなんだ
It's all I know
それだけなんだ
Oh but sometimes when my heart is feeling tired
ああでも時々僕のハートは疲れてしまう
I wonder where is mine?
僕の幸せはどこだっけ?
Bless you
君に祝福を
and happy new tears again
そしてハッピーニューティアーズ再び
I'm nothing you could raise a toast to
僕は君が乾杯を捧げる存在なんかじゃない
I see it now
今ならわかるよ
"Space is gonna thrill you,
Space could even kill you,
but Space will never love you like I do."
―
MORRISSEY "Fantastic Bird"
++モリッシーとシンクロするための"ACTION"ブログ++
2026/04/13
モリッシー"Happy New Tears"(おめでとう涙くん)歌詞和訳
2026/03/29
モリッシー "Headache"(頭痛のうた)歌詞対訳
汝はこの頭痛を
to be your amor?
愛しき者として迎えますか?
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
to cherish and obey
慈しみ従い
now and forevermore?
今より永遠に至るまで?
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
as long as you both shall live?
汝ら命ある限り?
till headache us do part?
頭痛が我らを分かつまで?
with this headache
この頭痛とともに
I thee wed
我は汝と結婚せり
and thus pronounce you dead
よって汝らを死せる者と宣告する
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
to have and to hold
得てこれを保ち
in headache and in health
頭痛ある時も健やかなる時も
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
la-la-la-la-la
ラーラーラーラーラ
as long as you both shall live?
頭痛が我らを分かつまで?
"Basta!"
「もういい!」
Man borne of woman
女の胎より生まれし者は
has a short time to live
命短くして
and it's still too long
なお長すぎる
and it's still too long
なお長すぎる
what God has joined together
神が結びしものを
let no headache separate
頭痛が分かつことなかれ
I don't even like you.
そもそも君のこと好きでもないし
2025/06/18
ニック・ケイヴ、モリッシーについて語る(和訳)
ニック・ケイヴがモリッシーとのコラボを断った事だけが独り歩きしているようですが、ソース元の彼の文章が真摯で思慮深くとても素敵だったので訳してみました。ニックはこの曲は嫌いでもモリッシーのことは好き。モリッシーもこれを読んで悪い気はしないはず。モリッシーとニックのデュエットいいと思う!これに懲りず別の曲でコラボが実現しますように!
The Red Hand Files-Nick Cave
https://www.theredhandfiles.com/morrissey-essense-being-human/
ーファンからモリッシーとの関係とNoと言ったことがあるかの質問に答えて
Dear Hadiyah, Astrid, Lindsay, Lakshmi,
私は実際モリッシーに一度も会ったことがないんだ。だから彼のことが好きなのだろう。彼は間違いなく複雑で対立を起こさせる人物で、人を怒らせることにちょっと喜ぶくらいでは物足りないんだ。これを楽しめる人もいるかもしれないが、かえって私は興味を無くしてしまう。 しかしモリッシーが彼の世代でたぶん最高の作詞家であるという事実には興味がある。確かに彼は最も奇妙で、最も面白く、最も洗練され、最もよく分からない人物だ。
昨年私たちは何度か楽しいメールのやりとりをしたのだが、その中でモリッシーは彼が書いた新曲を歌わないかと聞いてきた。私は喜んでと答えた。しかしながら彼が送ってきた曲は非常に素敵ではあったのだが、長々しく完全に見当違いなギリシャのブズーキのイントロから始まっていたんだ。彼は実際私に歌って欲しくないようにも思えた。ブズーキの限界を越え、彼が書いた不必要に挑発的で微かに馬鹿げたアンチ・ウォークの長話を私に手渡したかっただけなのかもしれない。あるレベルでは彼の心情に同意したかもしれないが、私には単に合わない曲だった。
私は政治を、文化的であろうとなかろうと、自分が関わる音楽から切り離したままにしようとしている。政治は私が成し遂げようとしていることが何であれ、その効果を減少させるし正反対だと分かっているんだ。だからAstrid、私は丁重にお断りした。Noと言ったよ。
(以下略)
Love, Nick
2024/04/11
Spent The Day In Bed 歌詞対訳
DANA GILLESPIEの Spent The Day In Bedのカバーが素晴らしいので、モリッシーのオリジナルバージョンの歌詞対訳を再掲載しました!この曲が再評価されますように!!
”Spent The Day in Bed”
MORRISSEY
Spent the day in bed
Very happy I did, yes
I spent the day in bed
As the workers stay enslaved
I spent the day in bed
I'm not my type, but
I love my bed
And I recommend that you
Stop watching the news!
Because the news contrives to frighten you
To make you feel small and alone
To make you feel that your mind isn't your own
I spent the day in bed
It's a consolation
In sheets for which I paid
I am now laid
And I recommend to all of my friends that they
Stop watching the news!
Because the news contrives to frighten you
To make you feel small and alone
To make you feel that your mind isn't your own
"Time, do as I wish
Time, do as I wish
Time, do as I wish
Time, do as I wish...
Do as I wish"
I spent the day in bed
You can please yourself, but
I spent the day in bed
Pillows like pillars
So there's nothing wrong with
Be good to yourself for once!
No bus, no boss, no rain, no train
No bus, no boss, no rain, no train
No bus, no boss, no rain, no train
No emasculation
No castration
No highway, freeway, motorway
No bus, no boss, no rain, no train...
2023/03/21
メッセージ from モリッシー in ロンドン
ロンドン・ハマースミス公演のアンコールで。
モリッシー:「幸運にもお母さんがいれば大事にしてあげてください。彼女は(指を鳴らして)こんな風に居なくなるから。幸運にも動物たちがいれば大事にしてあげてください。彼らがしたいのはただ君を愛することだけだから。デモクラシー、フリースピーチがこの国に戻ってきている。誰かに座れと言われたら、黙れと言い返せ」
Morrissey: ”If you're lucky enough to have a mother, please look after her because she'll go just like that. If you're lucky enough to have animals, please look after them because all they want to do...all they want to do is to love you. Democracy, free speech is coming back to this country. It's coming back. If anybody tells you to sit down, you tell them to shut up. ”
2022/07/10
新曲"Sure Enogh, The Telephone Rings"の前説
モリッシー:家にいる時・・・独りっきりで・・・自分のために何かしようって決めて・・・何かこうプライベートなことを・・・何かこう楽しめることを・・・誰にも絶対に見せられないこと・・・『そんな時こそ、電話鳴る』(←新曲タイトル) https://www.instagram.com/tv/Cf0Xzt9j-zF/
↑前説は5日目、↓映像は3日目です
2022/07/05
モリッシー "I Live in Oblivion" 「忘却に生きる」 歌詞日本語(仮)訳
I apologize I grew old
年老いてすまない
I apologize I grew tired
疲れ果ててすまない
I apologize I grew old
年老いてすまない
And now I live in oblivion
そして今、忘れ去られて生きてる
And it suits me very well
とてもお似合いだ
I live in oblivion
忘れて生きてる
And it suits me very well
とてもお似合いだ
And the only thing that can kill me is the hospital food
あと、病院食だけは勘弁してくれ
And the only one left to visit me is you
あと、面会は君だけになったよ
I knew the best, the worst, the last
最高も最低も最後も分かった
I knew them all
ぜんぶ分かった
I set the world on fire
世界に火をつけた
And now I'm tired
そして今疲れてる
そして面会は君だけ
いい子だね
There's a good boy
いい子だね
Oh, there's a good boy...
2020/07/27
Sweetie-Pie (Mike Farrell Version) 歌詞・日本語訳
ラブソングで「死」という言葉を用いる場合、「死ぬほど好き」「君のためなら死ねる」「死ぬまで一緒」「死んでも一緒」「一緒に死のう」などが大半ですが、「誰かを好きになってその感情で手一杯になって(独りで?)死ぬ」と歌えるのはモリシーだけかもしれません。Sweetie-pieへの恋愛は一方通行か、お相手はすでにこの世の人ではない感じ。モリシーは現世の人へのラブソングより、亡くなったヒーローへと思われるこういうタイプのラブソングの方が断然ストレートで情熱的でロマンティックなのが興味深いです。
2020/07/15
モリッシー "Alma Matters"「アルマゴト」歌詞日本語訳
(translation:aki-cat)
2020/07/14
モリッシー新譜 I Am Not A Dog On A Chain 全曲レビュー
Joe Chiccarelliプロデュースの4作品の中で、このアルバムのサウンドの完成度が一番高いと思う。シンセポップへの路線変更は成功したし、このレコーディングチームでの集大成になったと思う。発売から3か月以上経ったけれど、4作の中では本作を一番良く聞いている。今回はメッセージ性が少なくて気軽な歌詞が多いので、ボーカルだけに集中してこちらも気軽に聴けるのがいい。
ただ歌詞を含め曲ごとに評価すると、今回SpentやJackyやHome is A ?やI Wish You LonelyやWorld Peaceレベルの曲が生まれなかったのは残念。BobbyもKnockabout WorldもLove Is On Its Way Outもいい線まではいったんだけど。シングルとしては弱すぎる。やっぱりモリシーの歌は一緒に歌いたいのよね、サビだけでもいいので。
本作でBMGとの契約は切れるそうで、これからがまた大変だ。でもこのプロデューサーとはこれが別れのタイミングだと思うので、心機一転新しいプロデューサーと良いレコード会社を見つけてほしい。ところで過去のアルバムを再発する話は進んでいるのかな。BMGを離れる前に何とか実現できますように。
1. Jim Jim Falls - ジムジム滝 (Morrissey/Jesse)
オーストラリアのカカドゥ国立公園にあるジムジムフォールズ。モリシーは実際に訪れたことがあるのかな。単に名前が気に入ったのかな。写真を見ると本当に美しい滝で、どう見ても自殺の名所ではなさそう。モリシーはそこに立っている誰かと自分に向かって、飛び込むならさっさと飛び込め、歌うなら歌え、生きるなら生きろ、自殺するなら自殺しろ、何も考えずに何も語らずに、とただ歌っている。オープニングにふさわしい心地よい疾走感。
興味深いのは"if you're gonna run home and cry, don't waste my time (君が家に逃げ帰って泣くなら、私の邪魔をするな)”のパート。"waste your time"とは歌っていないので、聞き手に対しての直接的なメッセージとして受け止めた。
2. Love Is On Its Way Out - 愛が消えてゆく(Morrissey/Gustavo)→対訳Youtube
→Official Lyric Video
1st シングル。フィジカルの発売は未定?!前半のグスタボのアルペジオ的(?)シンセは繊細で好き。”The Bullfighter Dies”もシンプルなメッセージソングだったが、こちらはよりシンプルでキャッチー。"elephants and lions"なんて、他のロックアーティストにはなかなか歌詞にできないでしょう。
後半は一転大胆な展開に。「愛が消えてゆく前にどういうものなのか見せてくれ」「時間をかけていいから俺のものになれ」ということですが、急がなくていいの?!あ、でも見つめる相手を間違えてるのね私たち?!
3. Bobby, Don't You Think They Know? - ボビー、バレてると思わない? (Morrissey/Gustavo)→対訳Youtube
この曲のマニアックな面白さを全国の洋楽ファンに伝えたい!
ひと言でいえばボビーという歌手にモリシーとテルマ・ヒューストン(モータウンのベテランシンガー)が「ボビー、バレてると思わない?みんな知ってる。私(たち)もわかってる」と繰り返したずねている歌なのですが、何がバレているのかは聞き手の想像にまかされています。ただ、次々と出てくる単語がほぼ全部コカイン関連の隠語なので、ボビーはコカイン中毒なのを隠していそうです。
面白くなるのはここから。これらの隠語はまさにピンキリ!「氷」「雪」など言われてみればコカイン連想させるよね?レベルの隠語から、「スパイク」「シャグ」などネイティブなら皆知ってそうなレベルの隠語、「メキシコの泥」「白い蚊」などドラッグディーラーなら知ってるかな?レベルの隠語、「ピューッ&馬」「雪の上のジョー」など誰も知らないでしょ、モリシー隠語辞典でも調べましたか?レベルの隠語まで、ずらりと列挙されているのです。可笑しいでしょ?
さらに可笑しいのは、歌の中ではモリシーもテルマもこれらの隠語は全部「もちろん知っている」ことになっていて、テルマがコール&レスポンスで、これらの隠語に対して「アーハー」とか「カモンナウ!」とか応えているところ。実際に彼女はこれらの隠語を知っていたのかな。R&Bの女王がよくこの歌詞を熱唱したな~と思わせるところも可笑しい。
でも、この歌の一番凄いところはこちらです。モリシーはボビーの感じている「責め苦」も分かるよと歌うのと同時に、ボビーの歌が自分たちに与えてくれた「よろこび」も称えています。そして「責め苦=torture」と「よろこび=pleasure」で韻を踏んでいるのです、気が付きましたか皆さん?責め苦とよろこびは対極にあるようで究極の同義語かもしれない・・・。モリシー深すぎる!
ボビーは誰だってかまわないけれど、私にはデビット・ボウイのような気がする。声もサウンドもレッツダンス辺りっぽいし。この曲、彼に対するオマージュなのでは?歌詞を抜きにしても、モリシー初のファンキーサウンドとパワフルなテルマのボーカルとの掛け合いを楽しめる秀作。
4. I Am Not A Dog On A Chain - 私は鎖に繋がれた犬じゃない - Morrissey/Jesse
アルバムタイトル曲。モリシーは元々犬じゃなく猫なのでは?という疑問もありますが、前作のカバーアルバムCalifornia Son収録のボブ・ディラン'Only A Pawn In Their Game'の中の"like a dog on a chain"の歌詞の影響ではないかと言われています。
この歌詞、ジントニックでもすすりながら書いたのか知りたいところ。グース、フリース、ニースなどなど、韻の踏み方が大胆すぎてメッセージの中身より印象に残ります。始まりのサウンドは若いころのモリシー風で懐かしいけれど、だんだんと言葉の拳花火が打ちあがって今のモリシーで終了する感じ。でもラストは最初のイントロに戻ってホッとさせられる不思議な曲。
この曲を含め何曲かリリックシートと実際の歌詞が一部違っている。予算の関係で初稿を修正できなかったのかな?こんなこと初めてなのでは?モリシーもこのことは承知してるよね?モリシー自身がこのアルバムではあまり歌詞に重きをおいていないということのあらわれなのかもしれない。
5. What Kind Of People Live In these Houses? - この家々にはどんな種類の人たちが住んでるんだ?(Morrissey/Jesse)
本アルバムではジェシが大活躍で様々なタイプの曲を提供していますが、この曲はこれぞみんなの好きなモリシーサウンド!という感じで好感が持てた。
でもモリシーがどこら辺の人々について歌っているのか、いまひとつピンとこない。洗濯物を外干ししてるんでしょ?ペダルスティールをフィーチャーしたサウンドでREMの'Man On The Moon'を思い出したのは私だけ?アメリカ南部の労働者階級の家族のことかな?
"They look at the television thinking their window to the world (彼らはTVを世界への窓だと思って見てるんだ)"という、モリシーしか書けない名フレーズも出てくるけれど、全体的にはもっとシンプルな歌詞にしてほしかったかな。この曲も韻を踏みまくって気軽にさくっと書いちゃいましたという感じがする。この曲もリリックシートと違いあり。
6. Knockabout World - どつかれワールド (Morrissey/Jesse) →対訳Youtube
→Official Lyric Video
本作はプロデューサーJoe Chiccarelliとの4作目ですが、今回いきなりシンセ路線に変えて大正解!とこの曲を聴いていると取り分け思う。事実過去4作中一番聴きやすいアルバムだし、彼らの凝ってる割には雑に聞こえがちなアレンジが今回は全然気にならない。この曲の出だしは最高!ポップでシングルにふさわしい!でもオチがとっても微妙…。いきなり話題を変えて"You're OK by me"→「歯並びいいしね」と歌っちゃうところが、まさに今の等身大のモリシーという感じがする。
Suedehead’のオチで”It was a good lay”と歌ったモリシーとこの曲のオチでYou're OK by me"と歌ったモリシー。この名フレーズが生まれた瞬間はどちらも直感で本人的にもリアルだったと思うけれど、第三者がみると明らかなクオリティの差がある。その差はたぶん本人が一番よく分かっていて、それを包み隠さず私たちに開陳している。ある意味真っ裸。そこが今のモリシーのもの凄い才能だと思っている。
7. Darling, I Hug A Pillow - ダーリン、枕を抱きしめてるよ (Morrissey/Mando)
→対訳Youtube
この曲ただいま絶賛偏愛中♡モリシーが今まで書いた数あるプラトニックラブソングの名曲の中でも、この曲は次のレベルに昇華しているかも。枕を誰かの顔のかわりにハグする中高年。それがモリシーだとしてもちょっとエロきもい…。ちょっとオペラ、ちょっとピュア、ちょっと可笑しいけど本気の歌詞がクセになる。歌詞カードには印刷されているけれど実際には歌っていない歌詞には「5500万年」云々と書かれている。とうの昔に亡くなった人へのラブソングなのかも、"My Dearest Love"パート2的な?バックボーカルの女性シンガーのエンジェルボイスも素敵。モリシーの声と良くマッチしている。
この歌はぜひ誰かにカバーしてほしい。男性ソウル歌手がいいかも。
8. Once I Saw The River Clean - かつてその川が透んでいるを見た(Morrissey/Jesse)→Official Lyric Video
少年時代のモリシーが地元マンチェスターの通りを祖母と一緒に歩いた記憶がモチーフの曲。T-Rexの"Metal Guru"が発売されたのは72年なので、当時モリシーは13歳。祖母が買ったのはタバコかな。
自伝には祖母とのエピソードがちょこちょこ出てくる。ズバリ書かれてはいませんが、モリシーと祖母との距離はあまり近くなかったのでは。モリシーの祖父は若くして亡くなっているので、祖母が事実上の家長的存在だったようです。頼れるけれど少しヒステリックな面もあったようで、少年モリシーは彼女の愚痴などを結構聞かされていたのではないかと想像してしまいます。祖母の存在がモリシーの女性観にかなりの影響を与えたのは間違いないでしょう。
少年モリシーの視点と現在のモリシーの視点が交錯して自伝の一節を読んでいるような気分になる曲。アルバム中一番完成度は高いかも。どことなくアイリッシュな曲調も良い。"I Thought You Were Dead"のトラッド調サウンド然り、ジェシのユニークな作曲能力を垣間見た気がする。歌詞は少し難解かな。タイトルのイメージもつかみにくい。シングアロングできるようなフレーズがあったらもっと人気が出たかも。
ところで、この曲に入ってる奇声(掛け声)は誰の声で誰のアイデアなのかな。何気に気になる。
9. The Truth About Ruth - ルースの真実(Morrissey/Gustavo)
「(トゥ)ルースはジョン!」と歌うモリシー。ジョンは一体誰なのか?!私はジョン・レノンだと思っているけれど、ファンの間でこの辺の議論がないのが残念。アルバムLow In High Schoolの”I Bury The Living”に出てくるジョンも私にはレノン以外は考えられないけれど真実はいかに。
近年モリシーは、オピニオンリーダー的な自分とソロになって政治的発言を連発していた頃のレノンを重ね合わせている気がする。発言し歌い続けるしかない自分(たち)の業についての真実の歌なのかな。誰か本人にこの辺りの真実についてインタビューしてくれないかな。
このアルバムの中ではこの曲と"My Hurling Days Are Done"、Low In High Schoolでは"In Your Lap"で、モリシーは今の自分の本音と苦悩を珍しく(?)ストレートに吐露している感じがする。今年のライブでシャツを投げながら「自分自身を止められないんだ」と言ったり、「これ(ライブ)は生活のためにやってるわけじゃないんだよ」とポロっと言っていたモリシーとシンクロする。
10. The Secret Of Music - 音楽の秘密(Morrissey/Mando)
どこかのインタビューでレコーディングではジャムらないと言っていたモリシー。この曲はスタジオでベースラインに即興で詩を乗せたような感じがするけれど、実際どこでこの歌詞が出てきたのかな。調子はずれのモリシー独りオーケストラ的な?登場する楽器たちが曲調とはまるで合ってないところが面白い。小説List of the Lost然り、モリシーのイマジネーションは時々全く解読不能。妙に無邪気ですごく大胆。
英語圏の一部のファンには不評みたいだけれど、私は結構好きでリピしてる。アルバムに一曲くらいこういう遊び心とだじゃれ満載の歌があってもよいと思う。 モリシーはステージでは毎回同じ演奏を好み即興的なことをしない(歌詞は一部変えるけれどそれくらい)が、今度このベースラインをマンドに弾いてもらって即興で歌詞を乗っけてみたらどうかな?えっ、絶対にやりたくない?
11. My Hurling Days Are Done - 投げつける日々は去り(Morrissey/Jesse)
Oh time, oh time - no friend of mine
おお時間よ、おお時間よ ー 友達ではない
最後の三行が今のモリシーの本音だと思う。相変わらずモリセンでの発言は強気だし、このアルバムの歌詞にも全く迷い(推敲の跡)が見られないけれど、モリシーも60代に突入。これからの人生について色々と思うところもあるでしょう。
ちなみにアイルランドにはハーリングというホッケー+サッカーのような国民的人気球技(まだの方は動画検索してみてください!)があります。モリシーの人生はこの球技のようなスピード感があるのかな。
余談ですが、「ママ~」のあとボヘミアンラプソディを歌い出したくなるのは私だけ?
2020/07/07
モリセン訳:MORRICONE & MORRISSEY IN ROMA
ローマのモリコーネとモリッシー
訳:「モリコーネがU2にノー、デヴィッド・ボウイにノー、ロビー・ウィリアムズにもノーと言ったことを知っていたので、私にイエスと言ってくれた時は感激した。彼の私のアルバム「Ringleader Of The Tormentors」への貢献の数々は、当然ながら、専門語の曲芸師たちによって完全に捨て去られてしまったが、私の心の中では永遠に溢れ出し成長している。想像できる限り一番幸福だった日々に思いをはせながら、私は一時的な「サ・ヨ・ナ・ラ」のお別れを言おう、「イタリアの偉大さ」のためにすべてを捧げた彼に。」
モリッシー
2020年7月6日
2020/07/02
モリセン訳:DAVEY THE WIND BLOWS BITS OF YOUR LIFE AWAY
デヴィッドちゃんの風は君の人生の破片を吹き飛ばす
2020年6月30日 モリッシー
2020/06/01
I Am Not a Dog on a Chain 歌詞抜粋
日本以外の多くの国ではデモが気軽に起こる。米国の知人たちも今回のデモに参加しているかも。ニュースを見て家の中にある画用紙にメッセージを書きなぐってダウンタウンに出れば、もう同じ人が何人も居て自然発生的にデモになる。日本ではデモは広がらないし、デモがあっても多くは組織によってオーガナイズされていて、予め印刷された同じカードボードを皆で掲げたりする。デモがガス抜きにしかならなくても、外に向けて自己表現して同じような意見の他者と繋がることは精神的に良い。単純にうらやましい。
I Am Not a Dog on a Chainのお気に入りのラインが浮かんだので、ここだけ先に訳しておきます。
2020/02/22
モリッシー Knockabout World「どつかれワールド」歌詞対訳
into a public target
仕立てようとしたんだ
this knockabout world
この喜劇の世界
2020/02/01
モリッシー Love Is On Its Way Out「愛が消えてゆく」歌詞・対訳
love is on its way out
love is tired and its on its way out
love is on its way out
love is on its way out
love is broken down and its on its way out
what's it like?what's it like?
ooh, what's it like?
take time, be mine, and gaze with fondness on
・・・間違った奴を
2020/01/19
モリッシー Wide To Receive 歌詞・対訳
誰かからの愛に対して受け身の自分とインターネットの孤独についてダブルで歌っている隠れた名曲。えびふらい氏がこの曲とプリンスのある曲を比較した興味深い考察をしていましたので探してご一読を。
2020/01/14
Morrissey - Bobby, Don't You Think They Know? モリッシー「ボビー、バレてると思わない?」歌詞対訳
Bobby, Don't You Think They Know - MORRISSEY
「ボビー、バレてると思わない?」モリッシー
Ice, snow, spikes, blow
アイス、スノー、注射針、コカイン
Bobby, don't you think they know?
ボビー、奴らにバレてると思わない?
ooh, Bobby, don't you think they know?
おお、ボビー、バレてるんじゃない?
aren't you tired of pretending?
演じてると疲れない?
I know, you're tortured below
わかってるよ、君は下の方で責められてる
aren't you tired of pretending?
偽ってると疲れない?
I know, you're tortured down below
わかってるよ、君の地獄で責められてる
Scag, shag, Mexican Mud
ヘロイン、セックス、メキシコの泥、
Little-Jo-in-the-snow
雪まみれのリトル・ジョー
Bobby, don't you think they know?
ボビー、奴らは知ってると思わない?
ooh, Bobby, don't you think they know?
おお、ボビー、知ってると思わない?
aren't you tired of pretending?
演じてると疲れるよね?
I know you're tortured below
わかってるよ、君は地下で責められてる
but ah, the pleasure you bring for us
でもああ、あなたがくれたよろこび
ah, whenever you sing for us
ああ、あなたが歌ってくれる時はいつも
ah, the pleasure you bring for us
ああ、あなたがくれたよろこび
ah, whenever you sing for us
ああ、あなたが歌ってくれる時はいつも
8-track, 'A' bomb, white mosquito
八等分、原爆、ホワイト・モスキート
of course they know!
もちろん奴らは知ってる!
(You ain't fooling nobod)
(あんたは誰もだましてない)
snowcaine, toot and horse
スノーケイン、コカインとヘロイン
then something worse
次にはもっと悪いこと
Bobby, don't you think they know?
ボビー、奴らにバレてると思わない?
(Don't you think they know, Bobby?)
(バレてるんじゃない、ボビー?)
ooh, Bobby, don't you think they know?
おお、ボビー、バレてるって思わない?
but ah, the pleasure you bring for us
でもああ、あなたがくれたよろこび
ooh, whenever you sing for us
おお、あなたが歌ってくれる時はいつも
ah, the pleasure you bring for us
ああ、あなたがくれたよろこび
ooh, whenever you sing for us
おお、あなたが歌ってくれる時はいつも
(Everybody knows)
(皆わかってる)
(You ain't fooling nobod)
(あんたは誰もだましてない)
(Lord have mercy Bobby)
(神よボビーに慈悲を与えたまえ)
Ice, snow, spikes, blow-ooh!
アイス、スノー、スパイク、ブロー!
Bobby, don't you think they know?
ボビー、奴らにバレてると思わない?
don't you think they know?
バレてるんじゃない?
Scag, shag, Mexican mud
ヘロイン、セックス、メキシコの泥
Little-Jo-in-the-snow
雪まみれのリトル・ジョー
Bobby, don't you think they know?
ボビー、バレてると思わない?
of course they know!
もちろん奴らはわかってる!
(You can't hide it)
(バレてるわよ)
(Bobby?)
(ボビー?)
Japanese translation: aki-cat!
2019/12/30
ETC! ETC! ETC!
ハリボの例のカラフルなスペース顔ポスター、すごく気に入った!何という印刷方法なのかな、エンボス加工になっていて100枚限定の手書きナンバリングがあった。いまMポは30%オフなので気になってる方は買いかも。
今ごろVIVA HATEの日本盤を入手した。歌詞カードを見ていて’Suedehead’の"It was a good lay..."の部分が省略されているのに気付いた。この部分は他のアルバムバージョンなどでも意図的に省略されているのかな。
VIVA HATEから’Suedehead’以外に最近は’Break Up The Family’と’Dial-A-Cliche’も歌っている。
ちなみに’Break Up The Family’の最後のライン、"so wish me luck my friends goodbye"は「だから(僕の)幸運を祈って、友よ、さよなら」という意味ですね。
歌詞カードの対訳の「友達みんなの幸運を祈って」は誤訳ではないでしょうか、山下えりかさん?"wish ~ luck"は「~の幸運を祈ります」という意味で、"wish you luck"も「上手く行くといいね!」というニュアンスでよく使われる表現ですね。
2019/12/15
2019/11/12
モリッシー "Days of Decision" 歌詞・日本語訳
疑いの影がたくさんの心の中に
Looking for an answer that they're never gonna find
決して見つからない答えを探してる
But please understand you're running out of time
でも分かってほしい、もうすぐ時間切れだよ
For these are the days of decision
この頃は決断の日々だから
Games of stalling you cannot afford
引き伸ばされたゲームをする余裕はないだろ
Dark is the danger that's knocking on the door
暗闇は危険、ドアをノックし続けてる
And the far-reaching rockets say you can't reach anymore
長距離ロケットは言う、もう到達しないって
For these are the days of decision
この頃は決断の日々だから
In the face of the people who know they're gonna win
勝利すると分かっている人々の表情が
With a strength greater than the power of the wind
強さは風の力より偉大だと
You can't stand around when the ice is growing thin
氷が薄くなってくると、辺りには立っていられない
For these are the days of decision
この頃は決断の日々だから
The mobs of anger are roaming the streets
怒りの群衆がストリートを歩き回ってる
Aiming down at the police on the beat
巡回する警官に狙いを定めてる
In town after town, you know it will repeat
街から街へ、繰り返されるよね
For these are the days
この一日一日に
Now there's a warning of fire and flood
さあ火事と洪水の警報だ
And there's a warning of the bullet and the blood
銃弾と血の警報も
For the three bodies buried in the Mississippi mud
ミシシッピの泥に埋められた三人の遺体のために
Mmmm.....decision
・・・・・決断
There's a change in the wind and a split in the road
風向きが変わり、路上には分裂が
Do what's right so you can do what you are told
正しいことをすれば、言われたことができる
The prize to be won will be held up by the bold
勝ち取るべき褒賞は、勇敢な者によって掲げられるだろう
Yeah, these are the days of decision
そう、この頃は決断の日々
Oh, these are the days of decision
この頃は決断の日々
(Japanese translation: aki-cat)