2017/10/07

新曲6曲レビュー

BBC6LIVEで演奏された新曲6曲を、お気に入り順(ライブで聴きたい順)にレビューします♡

1. Spent The Day In Bed
ベッドに独り寝転んで、「ニュース番組は見ない方がいいよ、洗脳されるから」と歌うモリシー。「ベッドで過ごすのは最高だけど、君はご自由に。でも、一度くらい休んで自分に優しくしたら?」と歌うモリシー。 これぞ皆が求めているモリシー像!久々の優しいメッセージが嬉しい。「モリシー=ベッド」のイメージは誰にでも受け入れやすいし、キャッチーなメロディはシングルにぴったり!大ヒットしてほしい!

歌詞をよく聴くとわかりますが、実はモリシー、ベッドで過ごすことを特に勧めてはいないのです。そこがミソ!シンプルでいて練り込んだ歌詞をあのサウンドでループさせているので、何度リピートしても飽きない。そして"Time, Do As I Wish"のリフレイン。時間に対してコントロールさせてくれなんて歌えるのはモリシーだけ。美しすぎる。SFサウンドもかなり好み。
欲を言えば、ライブでのジェシのギターパートが少し耳触りだったので、たとえばクリス・アイザックのWicked Gameのような感じに弾いたらどお?笑


2.I Wish You Lonely
強烈な歌詞がいい!深い孤独と権力者への強い怒り。サウンドとぴったり合っている!ライブ演奏を重ねるごとに成長しそうな曲。もう少しアップテンポの演奏希望。

政治的な歌詞はあまり興味がないけれど、この曲は権力者の孤独とモリシーの孤独を重ね合わせているので断然好み。ラストその孤独を「最後に捕まったザトウクジラ」に喩えてから”Never giving in ”で〆たのが激かっこいい!(このクジラを追いつめたのがベルゲンの銃撃機でよかった。日本じゃなくて。。)

I wish you lonely 
お前が孤独でありますように
Like the last tracked humpback whale 
最後に追跡されたザトウクジラのように
Chased by gunships from Bergen 
ベルゲンの銃撃機群に追われた
But never giving in, never giving in 
でも絶対に屈しない、絶対に屈しない
3.Jacky's Only Happy When She's Up On The Stage
歌詞をまだ全部聞き取れていないけれど、こちらも強烈な女のドラマ。謎めいた孤独な女優ジャッキーの描写が活き活きしていて、終わりに向けてはちゃめちゃになっていく様が楽しい。こういう女の歌は最近のモリシーの十八番だね。

”Since she lost you”のコーラス、最後の”EXIT!”の連呼もパワフルでかっこいい!ライブではバックボーカルが"Brexit!"と言っていたという記事があった。それを意識して歌詞を書いたのかどうかはどうでもいい(笑)。この曲ももう少しアップテンポの演奏希望!私もホーンはいらないと思う(笑)

モリシーお得意の第三者が主人公の歌の途中に一人称のラインを挿入してくる手法。そこが特に好きなので、そこだけ訳しておきます。

"Cue lights! I am singing to my lover at night!
 キューライト!夜、私は愛する人に向けて歌う

Scene Two: everyone who comes must go!
シーン2:来たるものは皆去れ

Scene Four: blacker than ever before!
シーン4:いまだかつてない暗黒!

Scene Six: This country is making me sick!"
シーン6:この国に吐き気がする!


4.All The Young People Must Fall In Love
これは2ndシングル狙ってるね!ボズ、ひょっとしてGive Peace A Chanceを意識した!?オブラディ・オブラダ!?とてもポップで覚えやすいメロディ。サウンドはかなり好き。モリシーにしてはずいぶんハッピーでひねりのない歌詞だね。一般受けするかも。

でもタイトルにもなっているこのサビの部分は、ファンの間では意見が分かれると思う。

"Presidents come, presidents go, but all the young people must fall in love"
大統領たちはすぐ入れ替わる、でも若者はみんな恋に落ちないといけない

モリシーが「若者よ、恋しなさい」って歌うのってどうなの!?楽天的すぎない!?私は違和感あり。スミス派や前期モリソロ派の意見を伺いたいところ。

モリシーは”must”っていう言葉をよく使うけど、これは強い義務の言葉。恋に落ちるのってmustなのかなぁ!?若者なら特に衝動や願望じゃないの!?"want to" や"need to"だったら良かった。ライブでは"all the young people want to(need to) fall in love"って替え歌してほしいくらい。

英語圏の若者(この歌に出てくるkidsのような)はこの歌を聴いてどう思うのかな!?ふだんスミスやモリシーを聞かない若者。彼らに受け入れられればこの曲は大ヒットするかも!


<以下、後日追記します>

5.Home Is A Question Mark

6.When You Open Your Legs 

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