2019/06/25

インタビュー(4月)by SER

SER: "A Larks' Tongue In April" - Morrissey interview - Morrissey Central (24 June, 2019)

4月のインタビューが公開された。公開が今になった理由に少し興味があるけれど、最近モリシーはインタビューにはほとんど答えないので、お蔵入りにならずに良かった。聞き手が甥っ子サムだけにモリシー叔父さんも気さくに答えている感じ。でもこの会話で見え隠れする二人の距離感、思ったより離れているような気がしないでもない。録音を意識しているからかもしれないけれど。

新しい情報はほとんどないかな。UKIPは支持していないが、For Britainは絶対的に支持していること(Anne Marie Watersへの信頼による)が確認されたので、また一部で炎上するかも。
少し後悔していることはある?と聞かれて、35年前にロバート・スミスにひどいことを言ったことと答えてるのが笑えた。何て言ったんだっけ?w でも10年前にパブで彼と偶然再会した時の話からすると、ぜんぜん反省してないみたいねww 
あとやっぱり手は怪我して抜糸したようだけど、理由はわからん!

インタビューの中でモリシーが興味深い問いを発していた。
M:”Everyone ultimately prefers their own race … does this make everyone racist?”
「みんな究極的には自分たちの人種を選り好む・・・これってみんなレイシストってことになるのか?」

誰がレイシストかはともかく人種差別の問題や戦争は、自分の人種が好き→他の人種より優れている→混ざらずに生き延びたい、という信念から始まったという事実は知る必要があると思う。国境や移民をどこまで許すかという問題とは別の話。

何はともあれサンキューサム!色々なアーティストや曲の小ネタで盛り上がってきたところで終わってしまったのが少し残念。ジョニ・ミッチェルやルー・リードのことも、もっと聞いてほしかったな。こういうサムしか聞けないような話、雑談がもっと聞きたい。第2弾もぜひお願い♡

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